About
UTAT(東京大学航空宇宙技術研究会)は、2020 年に発足した学生団体です。「日本を、宇宙大国に」というミッションを掲げ、航空宇宙技術の研究・開発に取り組んでいます。航空宇宙工学をはじめ様々な専攻のメンバーが集まり、設計・解析・加工・電装・制御まで、一人ひとりが複数の領域をまたいで手を動かしています。

私たちが描くグランドデザイン
UTAT の長期ビジョンは、自分たちで作ったロケットに、自分たちで作った人工衛星を載せ、宇宙でミッションを遂行することです。このビジョンに向け、2 つの班それぞれに 2030 年までの達成を目安とする中期目標と、そこへ至るための短期目標を定め、段階的に技術と組織を積み上げています。
輸送機班 は、中期目標として学生ロケットの国内到達高度記録 10 km の突破を掲げます。その基盤となる短期目標として、推力 300 N 級の自作ハイブリッドロケットエンジンの開発と、それを搭載する機体の設計・製作を進めています。
宇宙機班 は、中期目標として軌道上で動作する超小型人工衛星の開発を掲げます。短期目標として、模擬人工衛星 CanSat による国内外コンペティションへの挑戦と、その先に必要となる各種要素技術の開発に取り組んでいます。

「全部、自分たちの手で作る」
ロケットエンジン、CanSat の機体、搭載基板、地上支援設備(GSE)、独自の解析シミュレータに至るまで、UTAT では自前で設計・製作しています。短いサイクルで試作と試験を繰り返し、得られたデータを次の設計へ素早くフィードバックしていくことで、短期目標の達成と中長期を見据えた技術基盤の構築を同時に進めています。
沿革
- 2020
サークル設立
UTチャレンジャーズ/イノベーターズ・ギルドの一環として始まる
- 2023
能代宇宙イベント出場
缶サットランバック競技にて2位に入賞
- 2024
ハイブリッドロケット 1 号機の打ち上げ
団体初のハイブリッドロケット 1 号機の打ち上げに成功(輸送機班)
- 2026
種子島ロケットコンテスト
自律制御カムバック部門にて優勝(宇宙機班)
- 2026
主題科目との連携
五十里准教授(航空宇宙工学科)の主題科目「模擬人工衛星開発を体験しよう」開講
- 2026
米国 ARLISS 2026 大会
フライバック部門にて、ゴール 5 cm 達成という史上最高記録を樹立(宇宙機班)